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3章:夏希の気持ち (7/7)

今は気持ちに整理がまだついていないから、もう少し落ち着いたら…エリにメールを送ろう。


「ねえ、また…化粧してくれる?ていうか、教えて!」

「お…おお!いいよ!」

「何か夏希らしくない…いつもなら『今の顔ひでえもんな』とか言うのに…」

「あっああ…。ごめん…酷すぎて言葉出なかった!」

「何それ!…ははっ…何か久しぶりだなー本当。こうして夏希と言い合うの」

「そうだな」


2人でからかい、笑って過ごしていた時を思い出した。


「やっぱり…夏希と居るのは楽しいよ。これからもずっとこうしていたいな…あっ!友達としてね?」

「うん、そうだな」


関係性が『友達』だと確定した今、私はそれを守り通すしかない。


「…じゃあそろそろ行くね!」


立ち上がり、扉に向かい歩き出し、夏希の部屋を出た。


扉を閉め、夏希の姿が見えなくなった途端、絶え間無くまた涙が零れ、その場で私は泣き崩れた。


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春夏秋冬3 ©著者:みるみる

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