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2章:喪失
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その言葉に我に返り、「え!?あー、今日迷ってたあのケーキやっぱり食べればよかったーって思ってたの!ごめんごめん」と、その場で考えついた言い訳をした。
「そういう時ありますよね!」
と、言い訳を信じてくれたのか、賛同する秋元さんとは違い、冬馬君は無言で…でも、何かを聞いてくる事はなかった。
「えっと…春さんの誕生日の事だよね?どうしようか」
気を取り直し、春さんの誕生日について3人で話をしていると、玄関の扉が開き、その足音はリビングへと近付いてきた。
「あっ!夏希君!おかえりなさい」
「…うん、ただいま」
小さく呟くと、リビングの扉で止まっていた足は歩みを進め、その方向は真っすぐ…私の元へと1歩、1歩と近付いている。
「…彩、ちょっといい?」
下を俯く私に、夏希が言葉を掛けた。
きっと…クリスマスイヴの時の話だろう。
いつもの様に、逃げてしまおうか…とも考えた。
けど、秋元さんや冬馬君と話をして改めて実感した『1年』というリミット。
このまま逃げ続ける事が、果して正解なのだろうか…。
恐怖心に駆られながらも、誘いに小さく頷くと、ゆっくりと腰を上げ、夏希とリビングを後にした。
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春夏秋冬3 ©著者:みるみる
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