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2人は顔を合わせ
「何か…嫌だなあ!お別れみたいな雰囲気だね!彩ちゃんがシェアハウス出るまでは1年間ある訳だし…寂しいけど仕方ないよね」
「う…うん!だから…ふじもっさん顔を上げて」
と、下げていた私の顔を上げる様に促した。
「ほらっ!早く食べないと冷めちゃうよ」
「…うん。そうだね!」
冬馬君の言葉で食べかけの蕎麦に手をつけると、案の定冷めていたが、心は対照的に何だか温かい気持ちに包まれた。
「あと1年かあ…」
秋元さんと話している横で、独り言の様に冬馬君が呟いていた。
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