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9章:転落 (2/8)

それは突然の事だった。


「ねえ、英司。私、バースデーが終わったら引退するわ」


「何?いい人でも出来た?」


そういえば、この所あんまり構ってなかったな。


拗ねてんのか?
面倒くさい。


「そんなんじゃないわ。もう、お金が無いって何度も言ってるでしょ?」


「はっ?聞いてねーし」


「英司がシャンパン入れる度に言ってたでしょ?もう、生活するのにやっとなのよ。知り合いから家で出来る事務の仕事を紹介してもらったわ」


「ちょっと待ってよ!マジで言ってるわけ?!冴ちゃんがいなくなったら俺はどうなるの?!また最下位のヘルプ回りだよ!!」


ふざけんなよっ!!
糞ババア!!



俺は心の中で散々悪態をつくしかなかった。


カラオケが耳障りで、機械をぶち壊したくなった。





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桜の木の下で ©著者:僚

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