ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

10章:隠れた気持ち (2/11)

「ねえ、いつになったらその汚い化粧やめんの?」


いきなりこんな失礼な事を言うのは夏希しか居ない。


あの日からちょくちょく、冬馬君は急に不機嫌になったりとかして、その度夏希は「意味分かんねえ」と、首を傾げていた。


そんな夏希が私に言った言葉。
まさに私が「意味分かんねえ」と言いたいところだ。


午後のシェアハウスには、春さんと夏希と私が居た。
秋元さんと冬馬君は、そろそろバイトから帰って来る時間だ。


「なあ、そう思わねえ?」


春さんに同意を求めると、春さんは肯定も否定もせずに、言葉を濁した。


ひ…酷い!!!
元はと言えば、春さんの為に頑張った化粧なのに!!!!!


習慣というものはなかなか抜けなく、振られた後もこうした化粧を続けていた。
90 /136

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

春夏秋冬2 ©著者:みるみる

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.