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9章:見えないヒビ (2/9)

「はあ…」


ある日の午前、洗濯機の中で回る洗濯物をじっと見つめながら、無意識に溜息が出た。


「…あっ」


声の方に顔を向けると、春さんがカゴに洗濯物を入れて立っていた。


「あ…すいません…」

「ううん!謝らなくていいよ。先に確認しておけばよかったね」

「あ…、もうすぐ脱水になるので、あと少しで終わります」

「じゃあ…、少し待ってようかな」


窓からは風が吹いていた。
床にしゃがみ、窓の外を眺める春さんの顔をじっと見つめる。


…やっぱり、カッコイイ!


…けど、そこにはもう恋愛感情は薄れ、芸能人を見て「あっ!カッコイイなあ」って思うのと同じ様な感覚だ。


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春夏秋冬2 ©著者:みるみる

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