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7章:あれは…何!?
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春さんに振られてから2ヶ月が経とうとしていた。
春さんとの気まずさも少しずつであるものの、何とか戻りつつあった。
春さんは例の大学時代一緒だった女の子と順調な事は、常連さんの目撃情報と、春さんの顔を見たら分かった。
そんな変化とはまた違う、微妙な変化が少しずつ…私に近付いてきていた事に、まだ気付けずにいた。
「今日はまだ暑いからー…冷し中華なんてどう?」
「いいねー!まだ売ってるかな?」
今日はバイトが休みの為、いつもの様に冬馬君と一緒に買い出しに行った。
春さんには振られたものの、今でも習慣的なものになっている。
材料を買い揃え、シェアハウスへ帰る途中、見覚えのある姿に大きく手を振った。
「夏希ーっ!!」
私の声に反応すると、弄っていた携帯をポケットにしまい、私達の元へ駆け寄ってきた。
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