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6章:支えてくれる人 (2/7)

「うぅ゛…」


体を起こすと、酷い頭痛に襲われた。
いや…頭痛ではなく、二日酔いか…。


ふと横を見ると、ベッドに顔を伏せながら寝ている冬馬君が居た。


昨日の記憶を辿ってみる…けれど、春さんにでかい声で告白をして、振られ、泣きわめいた所で終わっている。


ベッドの上でぼーっとしていると、「んん…」という声と共に、冬馬君が目を覚めた。


「あ…ぁあ!ごめん…僕、いつの間にか寝てたんだね」

「ううん!大丈夫だよ…ねえ、私…あの後どうしたの…?」


記憶が途絶えた後の話を聞くと、ずっと泣きわめく私を落ち着かせる為に、一旦部屋へと運んでくれて、散々泣きわめいた後、ぐっすりと眠ってしまったらしい…。
しばらく様子を見ているうちに、疲れもあり、冬馬君もそのまま眠りに就いてしまい…今に至る。


「…ごめんなさい」


もう、出る言葉はこれしかない。

まだ眠たそうな目を擦ると、冬馬君は「いいよ!それより大丈夫?」と、心配してくれた。


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春夏秋冬2 ©著者:みるみる

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