ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

6章:支えてくれる人 (3/7)

「…うん。すぐ忘れるのは無理だけどね。でも、あの時は冬馬君酷いなーと思ったけど、今思えば、あの時冬馬君が「大丈夫だよ」って無責任な言葉掛けてたら、もっとショック大きかったかも!ありがとう」


お礼を言う私に「そんな、お礼なんていらないよ」と、微笑んだ。


「ねえ、お腹空いてない?」

「うん、空いてるー」

「ちょっと待ってて?」


立ち上がり、部屋から出て行くと、数分後、お盆に茶碗と、お水が入ったコップを乗せて戻って来た。


「本当は味噌汁作りたかったんだけど、味噌切れてたの忘れてたよ」

「ううん!ありがとう」


お盆には、梅干しがのったお茶漬けがあった。
二日酔いの状態にはサッパリしていて、食べやすいもので嬉しかった。


「冬馬君って優しいよね」

「ははっ…僕は誰にでも優しい訳じゃないよ」


と、意味深な言葉を発し、部屋に散乱した本をまとめていた。

55 /136

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

春夏秋冬2 ©著者:みるみる

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.