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3章:恥ずかしがり屋のサプライズ
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夜ご飯の間の会話は、私が元気無い理由を分かっているのか…春さんの話題は一切出てくる事は無く、落ち込んだ気持ちでは無く、楽しい時間を過ごせた。
お風呂に入り、まだリビングに居た秋元さんと冬馬君と話をしていると、あっという間に時間は過ぎた。
しかし
仕事であれば春さんがいつも帰ってくる時間が過ぎても帰ってくる事は無かった。
考えれば考える程、悪い方向に考えてしまう。
「私、もう寝るね。おやすみ」
「え?あ…うん。おやすみ」
秋元さんと冬馬君に挨拶をすると、1階にある自分の部屋へ戻った。
ベッドの上に散乱している服や本を手で払い、倒れ込む。
夏希がどうなったかは気になるけど…エリに会うし、明日エリから聞こう。
そんな事を考え、目をつぶり、早く寝よう…寝ようと言い聞かせた。
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