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3章:恥ずかしがり屋のサプライズ
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チキンライスをまあるく綺麗に包んだ卵の上には
元気出して(・∀・)
と、緊張のせいか…ぶれぶれのケチャップで書かれた文字が浮かんでいた。
「彩ちゃん最近元気ないから、拓君が心配してたんだよ。何か元気になる方法ないかなあーって!でも…ぶれすぎ」
「だ…だって」
「ははっ!ありがとう」
秋元さんの思いが込められたメッセージをすぐ崩すのが勿体なくて、ケチャップがあまりついていない端の方から食べ進めた。
「やばい!秋元さん!このオムライス美味しいよ!!」
美味しさのあまり、すぐに感想を口に出す私に、安心したのか秋元さんも自分の分も食べ進めた。
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