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2章:恋はネガティブ!? (12/12)

2時間程経った頃、春さんは席を立ち、会計をした。


「凄い美味しかったし、お客さんも愉快な人ばかりだね。誘ってくれてありがとね」


店の前まで見送った私に、いつもの様に爽やかな笑顔でお礼をした。


「バイト頑張ってね」


手を振り、背を向け歩き出した春さんを、無意識に呼び止めていた。


「ん?」

「あっ…えっと…」


好きな人…いるんですか?


聞きたいけど…ここで「いるよ」ってハッキリ本人の口から聞いてしまったら、『妹』から恋愛に発展するかも!!という僅かな希望さえ無くなってしまうのが怖い。


「あっ…いえ、頑張ります!」


笑顔で春さんの言葉に答えると、にっこりと微笑み、歩いて行った。


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春夏秋冬2 ©著者:みるみる

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