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2章:恋はネガティブ!?
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「ねえ、春さんの誕生日いつか分かる?」
「え?」
夏希の話を聞いた後、春さんの誕生日を知らない事に気付き、冬馬君へ問い掛けた。
「そういえば…僕も知らない。帰ったら拓君に聞いてみようよ」
それもそうだよね。冬馬君は私の3日前にシェアハウスに引っ越して来たばかりだったんだ。
夜ご飯の買い出しの為、スーパーに行った帰り道、そんな話を交わした。
初めてカレーを作った日から、私が休みで、冬馬君が予定の無い日はこうして買い出しを一緒にして、勉強の為に一緒に夜ご飯を作ったりしている。
「重いでしょ?持つよ」
半分程歩いた所で、何度も袋を持つ手を持ち変える私の手から食材が入った袋を取った。
「いいよいいよ!冬馬君だって持ってるし!」
「大丈夫だよ!見た目は女!身体は男ですからっ☆」
「何それ!コナンのパクリ?」
「ちょっとね」
顔を見合わせ笑い、シェアハウスまでの道程を歩いた。
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春夏秋冬2 ©著者:みるみる
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