2章:担当変えしすぎた訳（いおり） (11/11)

ヒロシに私以外のお客さんができた

ヒロシに指名をくれる人ができたらシャンパンねって言っていたので
シャンパンを卸して
ヒロシはそのシャンパンのコルクを嬉しそうにスーツのポケットにしまってた


なんだこいつ可愛いな

とか思ったけどこの日を最後に行くのをやめた


何故って

彼氏ができたから

彼氏できたらホスクラ遊びするの申し訳ないじゃん

たまたま栄でヒロシに会うことあって
理由はなしてごめんねって謝ってみた

シャンパンのコルクゎ車のバックミラーに吊るしてある話されて嬉しくなった

別れたらまた行くわ

なんて言ったけど再び通う日は来なかったなぁ…

一輝も大翔もヒロシもいまだに同じ店でホストしてるけど

一輝は痩せて
大翔は老けて
ヒロシはデブになってた

気が向いたらまた痛いことをしにいきたいな

おわり