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6章:衝撃 (2/39)

あれから数週間経っても春名さんからの誘いはなく、外で会うなんて夢の話。

言葉のあやだってわかっているはずなのに、心のどこかで期待してしまっている。

バカな私は春名さんの言葉を鵜呑みにして、少なからずこの片思いにかすかな希望を感じていた。

そんな時、私のケータイが壊れた。

すぐ機種変更したものの、電源が入らなくなったためメモリーの移し替えは不可能。

一つ前のケータイのメモリーを移してもらったけれど、壊れたケータイから登録していたメモリーはもうどうにもならず…
数名の連絡先がわからなくなった。

こういう時は、繋がりのルートがある人の連絡先はルートを使って入手するのが当たり前。

りなちゃんの連絡先は…
そうだ!
春名さん。

りなちゃんは退店したわけではないし、前の主任さんが異動になるときに引き継いでいる可能性が高い。
もし春名さんが管理担当になっていなくても、聞けばお店の内線ケータイを見て教えてくれるだろう。

【ケータイ壊れて何人かのメモリー移せなかったの。りなちゃんのアドレス知ってたら教えて】

春名さんにメールを送った。
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SOLITARY ©著者:ひかる

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