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2章:我執事=忠実。 (1/6)

2章:我執事=忠実。




トントンッ


大体、私は
このノックで起きる。


「お嬢様。
お目覚めの時間です。」


毎朝この台詞。


時々頭にくる。


「んぅ…起きるよ」


私は割と寝起きが
良いほうだ。


立ち上がり
洗面所に向かった。

大日向も無言で
ついて来る。


シャワーを浴びて
眠気を覚ます

ここから
私の一日が始まる。


シャワーからでると
大日向がいる。

「大日向」

私が一声かけるだけで

大日向は
「はい。」と返事して

私の体を
バスタオルで拭く。


バスローブに
着替えて

部屋へ戻ると
服が出されている。

そして、下着から
ベルトまで着せるのは
大日向の仕事だ。


流石に化粧は
自分でやるしかない。


それから、朝食を取り
出発する。


職場の近くの
駅で降ろしてもらう。

目立つのは
なるべく避けたいので

毎日小ベンツで
送り迎えさせている。

もちろん運転は
大日向。


「いってらっしゃいませ」



毎日こんな感じ。


仕事に行く日は
地味な色の服に
地味な化粧。

地味を装うのも
なかなか楽しい。



生徒に何を言われても
気にしない。

本性がばれなきゃ
なんでもいい。



そんなこんなで
仕事も終わり

帰り道の車の中…

「お帰りなさいませ。」

「あーただいまぁ」

「お疲れの御様子ですか」

「どうみてもっ」

「左様でございますか」

「…」

「マッサージで
御在ますね…?」

「流石、大日向!」

「…^^ニコッ」

「飛ばせ。」

「かしこまりました。」



そういって大日向は
アクセルを力いっぱい
踏んだ。


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奴隷執事。 ©著者:魅咲.

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