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10章:シュウ君の変化 (2/12)

私が小学6年生になった頃。
シュウ君は中学3年生の歳だったけれど、相変わらず彼は一切学校には行っておらず日々お弁当屋さんで手伝いをしていた。



実はこの頃シュウ君がいろんな女の子と歩いているのをテント集落のおっちゃん達が複数目撃してて、その度に私は拗ねておっちゃん達の前でやだやだと駄々をこね見知らぬ女の子に嫉妬していたが、シュウ君本人には聞けずにモヤモヤとしながら日々過ごしていた。



季節は冬になり春を迎え、私はどういう手続きがあったのか誰がやってくれたのかこれまた解らぬまま中学生になった。

シュウ君はお金も無いし当然と言えば当然だが高校には進学しなかった。



中学校と言ってもほとんど同じ小学校の子達が進んだ為、相変わらず日本人の子で仲良くしてくれる子はいなかった。


だけど何故か男子にラブレターを貰ったり告白されたりして、その度におばちゃん達に話してキャーキャー言い合ったけれど私にはシュウ君しか見えてなかった。



相変わらずテント集落のおっちゃん達の、シュウ女の子といたぞという目撃情報は絶えず耳に入ってきて一緒に住んでるのに寂しくて仕方なかった。
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大阪府西成区で過ごした28年。 ©著者:オコジョ

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