ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

7章:二人三脚+四脚で (8/8)

TV以外にもストーブがつかないから家は外と同じくらい寒くて、お湯も出ないから最初は我慢して水風呂で頑張ってたけど鼻水ダラダラで風邪引いてからは団地メンバーの家でお風呂を借りていた。


寒いから家にある服や朝市で売れ残った服を常に5、6枚重ね着して生活していたし、そのうち水道も止まり大変だったけど何故か悲観的にはならず、私とシュウ君はこのギリギリ生活でもいつもくだらない話をしては笑っていた。



水道が止まった時も

オコジョ「水出やんくなったー!」

シュウ君「まじで!?ってか水止める前に一言水止めるでー。って言ってほしいよなぁ。」

オコジョ「やんなぁ!言ってくれたら水止めたらあかんって言えたのになぁ。」

シュウ君「せやな


って感じで、水が止まったら公園の水をペットボトルに入れて持ち帰ったりして、この時はもう春で学校が春休み後だったから給食もあったし相変わらずお金をほとんど使う事無く暮らしていた。


あっ、洗濯だけは家に洗濯機が無かったので毎回西成の激安コインランドリーを使用していた為これだけはお金がかかった。
確か1回100円だった気がする。



でも今考えると給食費などはどうなっていたのか?
誰かが払ってくれてたのか本当に謎です。
37 /338

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

大阪府西成区で過ごした28年。 ©著者:オコジョ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.