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7章:二人三脚+四脚で (2/8)

全てに絶望していたシュウ君だったが必死に

「私がいるから大丈夫!」

と励まし続けた。




不思議にもその当時の私はシュウ君と同じ立場だったのに同じ立場と思える事が出来ずに客観視していた様に思う。


シュウ君はお父さんととても仲が良かったから余計にショックだったんだろうな。

私は父との関係は悪かったけれど、周りにたくさん優しい大人がいたからひとりぼっちという考え方にはならなかった。


私は毎日テント集落やおばちゃん達の所に行ってたけれど、この頃のシュウ君は中学生だし週1、2回しかテント集落に行かなくなっていたからひとりぼっちと思うのは当然かもしれない。







だけどそこはやっぱり根性据わった西成っ子!

シュウ君はすぐに立ち直り、とりあえず家が無くなるって事でその日のうちに荷物抱えて我が家へ引っ越してきた。
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大阪府西成区で過ごした28年。 ©著者:オコジョ

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