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6章:行方不明者・父 (2/6)

確か私が小学校4年生の冬だった。


いつものように夜の西成を警備ごっこして帰宅したら父はいなかった。

まぁ2、3日いない事なんてザラだったし逆に夜中帰って来られる方が起こされる可能性があるし、今のうちにテント集落に行こうかなぁ…

なんて考えながら寝てしまったと思う。



朝になっても父は帰って来てなくて、猫に朝ご飯をあげようと台所に入ると現金20万円と大量のカップラーメンとミスドと置き手紙。


『もう帰らん。金使って生活しろ。』

的な事が書いてあった。



正直その手紙を読んでもピンと来ず

「まっ、いっかぁ!」

って感じで、とりあえずしばらく帰らないなら日曜日だし外は寒いから
(家も寒かったけど)
家でゴロゴロしながらいつの間にか家にあったTVを見て過ごしていた。



ミスドも大量にあったから、中学生になったシュウ君を呼び出して2人でミスド食べながらたわいのない話をして日曜日は終了。
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大阪府西成区で過ごした28年。 ©著者:オコジョ

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