15章:浮気 (6/6)

それでも、
れんとは毎日連絡をとった。


家でも、ゆいが嫌がるから客ともあんまりﾒｰﾙできないのに
｢客からだから…｣



と言って家でも、れんからのﾒｰﾙを返していた。



ゆいにばれるのは
時間の問題だった。



浮気なんて
どうしようもない最低な事だけど
今いる現実から逃げてただけなんだよな。
一つの恋を終わらせて次にいく。
そんな当たり前の事
あの時考えられてたら。