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17章:途絶えた糸
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17章:途絶えた糸
知也の記憶がよみがえり
凛と知也はお互いに
気持ちがまだある事を確認したが、知也は翔子の事で悩んでいた。
「あいつを傷つけない方法は??」
そんな時、翔子は自殺未遂をした…手首を切り、病院に運ばれた。
知也「何でこんな事を…」
翔子「私がいなくなれば、あの人と一緒になれるでしょ?」
知也「翔子…」
翔子「知也に別れようって言われても、いいよって言えない。好きじゃなくていい、ずっとあの人を想っててもいいから…だからずっと一緒にいてほしい」
知也「翔子…」
翔子「1人になるぐらいなら、死んだ方がマシヨよ…それなら一生、知也さんの中に私がいるもの…」
そして、そのやりとりを
今度は凛が、病室の外で聞いていた。
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四月の雨 ©著者:マツリ
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