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3章:涙の誕生日 (1/6)

3章:涙の誕生日

凛は貯めていたお金を持って、知也が長年欲しがっていた時計を買った。


そして知也の誕生日の二日前になった朝の登校時に
思い切って、話を始めた。

凛「明後日、誕生日だね

知也「そうだった」

凛「知也は、私よりも早く大人になれるんだね」

知也「大人か??」

凛「入学した頃に、卒業迄には、カッコいい大人になっていたいって…それで時計が似合う大人になりたいって…」

知也「あ〜覚えてる。今でもそう思ってる」

凛「私はそうなってると思う」

知也「なんだよ。今日に限って変だぞ」

凛「…小学生からいっしょだからわかるの」

知也「お前は相変わらずだもんな」

凛「あたしはいいの」

知也「わりぃわりぃ。でも誉めてるんだ」

凛「明後日、何か用事ある?」
知也「なんで?」

凛「天気いいみたいだから、遠足みたいな事したいなって…」

知也「あははは」

凛「…」

知也「いいよ。お前に誘われるなんて、これが最初で最後かもしれないし」

凛「ホント??じゃ〜朝の10時に○○公園で待ってる」

そうして2人はデートの約束をしたのだ。

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四月の雨 ©著者:マツリ

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