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12章:「苦悩の時」
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12章:「苦悩の時」
はたして、軌道に乗るのだろうか…
二号店の場所…
ココは、大きな通りから少し入った所にありました。もちろん周りには居酒屋なんか無く、少し離れた所にスナックが入ったビルがあるだけの所。
ココに決めた理由、それは…
勝算が有るわけでも無く、もしココで一旗揚げる事が出来れば、この辺り一帯の集客力は大きいだろうという事。
そしてもう一つは、家賃が安かった事(実際、一号店の半分位でした)でした。
プレオープンを無事に終え、本番スタートを遂に切った私達。実はこの「二号店」私の地元の近所なので、最初は友人が沢山来てくれていたんです。親友や懐かしい面々、中には会社の上司や同僚と来てくれた友人も。
オープンから一ヶ月は知り合い(というか身内…)で埋まりました。物珍しさからか近所の方々も何組か来てくれてましたが、数にすると決して多くはありませんでした。
料理人Kさんとも「なんとか」順調です(細かい所はチョコチョコありますが…)
そして二ヶ月目です。お互い仕事も慣れ、友人・知人の来店も落ち着いて来た時期。お店の在り方や営業方針の真価が問われる時です。何より、私の接客して来た事への結果が出る時期でもあるんです。
…が、予想とは裏腹に、客足は日々減る一方。数字も目処が立たず赤字が続きました。「T」に毎日電話で結果報告をしている時も、最初は「これからだろ?」だったのがいつの間にか「はぁ〜」とため息混じりに…二号店の赤字は一号店から補填します。その頃一号店は着実に売り上げを延ばし、前年対比も130〜150%と右肩上がりでした。「Yさん」にも申し訳ない気持ちで一杯です。そして、「料理人Kさん」は相変わらず理解に苦しむ言動や我が儘な行動ばかり。言葉を変え、行動を変えでなんとかヤッてもらってました。
そんな環境の中、一人悩んで苦しんでいたんです(この頃は勝手に「一人」と思っていた…)
まずは数字(売り上げ)を上げなくては…
ソレしか頭になかった。
ソレしか考えられませんでした。
そして、出た答えが…
飲むしかない!
手っ取り早く数字を上げるには、一番良い方法…には違いないのですが、ココは「居酒屋」です。
切羽詰まってたんでしょうね、そんな事はコレッぽっちも思ってませんでした、この時は…
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