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10章:「料理人K」 (1/2)

10章:「料理人K」

今では笑えますが…当時は…


なんとかオープンした「第二号店」。なんと私がヤル事になったんです。と言うのも「Yさん」はやっぱり一号店の「顔」なのでそのまま一号店店長として継続。その代わり私が抜けた後、新しくバイトを採用(後に正社員になる「奴」もまた、イロイロなエピソードが。ソレは別な機会に…)しました。
今回の「二号店」は、マイナスからのスタートではなく、極めてゼロに近い所からのスタートです(と言ってもマイナスっちゃぁマイナスですが…)でも、私にとって…
初めて任されるお店。
初めて先頭切れるお店。
凄いプレッシャーを感じながらも、不安よりも勢いが先攻してしまい、ヤル気マンマンです(ココに来ても脳天気ingみたいな(笑))…がしかし、中々上手くは行きません…いやっ、上手く「行かない」のではなく、彼の頭が「逝って」たんです…(笑)料理人の「Kさん」です…


ある暑い日の事。お店は6時オープンだったので「Kさん」はその前に来て、仕込みをしてました。後から出勤して来た私は、挨拶をしようと厨房に入ると…なんと「Kさん」上半身裸に金のネックレスでサングラスしながら仕込みしてたんです!私が、「ど、どうしたんですか?」するとKさんは「えっ!何が?」って真顔で答えました…何も言わず私は厨房を後にしました(笑)上半身裸は判るけどサングラスの意味って…(どうやら彼はナルシスト…しかも、少し「吉田A作」を意識しているらしい…)

お酒が大好きな「Kさん」。お店が終わるとイロイロと飲み歩いているみたいです。近所のスナックを転々として、女の子の名刺を貰う度に、「いや〜彼女出来ちゃってさ〜」なんて言ってきます(笑)
ある日、お店に電話がありました。「ミズホですけどKさんいますか?」Kさんに聞くと「はっ?そんな奴知らねぇよ」と言いながら渋々代わると…「あ〜はいはい、どーもどーも」なんて話しています。電話が終わり帰って来るとKさん「いや〜ゴメンゴメン、あれ彼女だったわ、沢山いるから判んなくて、アハハ」だって…何も言わず私は厨房を後にしました(笑)
その日もお店が終わるとKさん、鴨られに…いや、彼女が働いているスナックに飲みに向かいました…(どうやら冗談ではなく、本気で言ってたみたい…しかも無類の女好きらしい…)

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それ行けっ!代表取り締まられ役 ©著者:おやん'S

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