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6章:「裏ルール」

社会勉強を、させて貰いました…


この町で、少しずつですがお店の名前が浸透して来た頃のお話です。

怪しい店の雰囲気だからか、お酒が入ると喧嘩が日常茶飯事でした。そんな血気盛んなお客様は決まって、チンピラ風(?)やヤンキー風(笑)な方だったりします。でも、そんな人達もお話すると愉しかったりするので、ソレはソレで好きでした。

…がある日、明らかに今までとは違う雰囲気なお客様四人組が来店しました。そそくさとBOX席に座り、店内をキョロキョロしながら何やら話しています。上下ジャージに太い金のネックレス、そしてブランド物のバック。大きく空いた胸元からは綺麗な柄の肌が見え隠れ(!)
しばらくしてから、他の三人が帰り残った一人がカウンターに来ました。最初は気さくに話していたんですが、段々と…何処から来た?お前は誰だ?代表は誰だ?等、根掘り葉掘り聞かれるので、はぐらかしていたんです(イロイロ面倒な事もあるので…)
すると彼の携帯が鳴りました。そして話し終えた瞬間、態度が豹変して言いました。

「あんたらケツ持ち何処なん?誰に断って商売しとるん?アっ?」

私と「Yさん」は頭が(?)です。その後もその方は喋り続け…
「俺は◯◯組の何だかでウ二ャウニャで…」

つまり、そういう事でした。
映画やドラマでよくある話。「人のシマで商売して、何やってんだ?」みたいな。
ちゃんと決まった「物」を納めれば「困った時」は助けるぞ…と。

脳天気だった為、そんな事有るんだな〜位にしか思ってなかった私達。その日はそれで帰ってもらったんですが…そこからが大変です。それから連日来ては、いいだけクダを巻いて行くようになりました(嫌がらせなんでしょうね)他のお客様にも絡む様になり止めるのに必死です。この方も酒飲み勝負を挑んで来て(なんて勝負師が多い町なんだろう?)イロイロ飲まされるんですがなんとか勝利(以前書いたSチンに鍛えられたからか?(笑))しかし、このままではマズい、なんとかしないと…フラフラになりながらも考えていました…。

そして「T」に電話、現状報告すると…

「わかった、「Sみず君」に連絡してみるわ…」

その時は何故「Sみず君」なのか、この時はまだわかりませんでした…

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それ行けっ!代表取り締まられ役 ©著者:おやん'S

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