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2章:大切なもの (1/3)

2章:大切なもの

こんな薄汚い女にも好きな男はいた。彼は裕福な家に産まれたのに、幼い頃から気持ちがみたされなかったらしい


背も高くて、物腰が洗練されてた容姿にも恵まれてた彼は
出逢ったときから、夜の世界にどっぷりつかって

クラブのイベサーから、ホスト、闇金融に繋がりがあるジャンキーだった

まだ10代の私は【仮にみりとしよう】彼が【ヒロカズ】新鮮で新鮮でしかたなかった。
今思えば、いつも、ラリってる感じだったけどたまに見せる誠実な横顔と、事務所で直接違法な薬を手に入れられる彼は最強にかっこよかった

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ダメージ ©著者:みりあん

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