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5章:〜悪夢〜
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飲み干した、お茶のペットボトルをゴミ箱に投げ捨てると、 未歩はまた、ベッドへと横になった。
未歩が、ふと壁に掛けてある時計を見ると昼を少し過ぎていた。
深いため息をつき、目をつぶるが、先程の夢の光景が瞼の裏に浮かび、また目を開ける。
寝返りを打つと携帯のランプが点滅しているのが目に入る。
未歩はグイっと手を伸ばすと、携帯のストラップを引っ張り、携帯を引き寄せ、画面を確認する。
着信10件
未歩が着信履歴を開くと、隼人から3件、後は全て結実からの着信だった。
未歩は寝転がったまま、隼人へと表示をあわせて通話ボタンを押す。
プルルルプルルル
隼人「・・・なんだよ。」
寝ていたのだろうか、掠れた声の隼人は面倒臭そうに言い捨てる。
未歩「・・・なんだよって・・・着信入ってたんだけど・・・。」
隼人「あぁ・・・もうおせぇよ。
夜に仕事は回したから、お前は夜に来い。」
未歩「・・・わかった。」
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