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4章:溺死への見解
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4章:溺死への見解
老婆は一頻り笑うと、ぜぃぜぃと肩で息をしながら発表前の場所へその老いた身体を引き摺って行った。
私に良く似た女がその様子を見届け、私の方に視線を向けた。
なにか意見を述べるべきなのだろうか。
「えー...。」
声を発したは良いものの口ごもってしまう。溺死についての見解でも述べれば良いのか?
「水死体は大変醜い姿になるということは間違ってはいませんが...一つお聞きしたいのは、貴方は死体を見つけてほしいですか?見つけてもらいたくはありませんか?」
「どういう意味かしらねぇ。」
老婆は訝しげに聞き返した。
「ですから...えぇと...死んでから、貴方は自分を第三者に見つけて欲しいですか?欲しくないですか?」
「そうねぇ...折角醜い姿になるように死んだのだから、晒し上げの刑に処されるべきだと思いますがねぇ。あたしは。」
「...何処で、溺死をするつもりですか?」
「波があるし、海がいいかしらねぇ。広いし...人類の元祖は海の生物なのでしょう?だったら海に還るのも悪くないかもしれないわねぇ...。」
海。
海で溺死。
かつ、人には見つけられたい。
大きな矛盾点が出てきた。
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