私は確かに部屋で寝ていたはずなのに、目を醒ますと真っ白な部屋にいた。
部屋の中にはホワイトボードと数人の女性。
ゆっくりと後ろを振り返ると、大きな文字で『最後の議題』が書かれていた。
黙読し、急激に喉の奥が乾燥していくのを感じた。
なんだか空気が薄く感じで、緊張でひび割れていく唇で議題を読み上げる。
『白川裕子の自主的な臨終方法について』
紛れもなく、私の名前だった。
部屋の中にはホワイトボードと数人の女性。
ゆっくりと後ろを振り返ると、大きな文字で『最後の議題』が書かれていた。
黙読し、急激に喉の奥が乾燥していくのを感じた。
なんだか空気が薄く感じで、緊張でひび割れていく唇で議題を読み上げる。
『白川裕子の自主的な臨終方法について』
紛れもなく、私の名前だった。