ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

18章:【Ⅱ】 (3/7)


家に着くと、
真緒はいそいそと摘んできたラベンダーを縛り窓際に吊るして乾燥させている。


たまに真緒はどこかで覚えてきた豆知識を発揮して僕を驚かせた。


僕は暗室で写真を焼きはじめる。

暗室は自室の一部に作った。もし此処を引っ越しするときはリフォーム料をかなり取られるだろうな。と司に言われたことがある。





「夕飯どうします?」
写真が焼き終わる頃、真緒が部屋に入ってきた。
片手には乾燥させるラベンダーを持っていて、それをまた勝手に僕の部屋の窓際に干しはじめた。


「任せるよ。」と言うと真緒は返事をしてキッチンへ向かう。


窓際に吊るされたラベンダーを見て僕はまた少し切なくなった。
127 /286

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

GHOST ©著者:ハラミ。

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.