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6章:−抱かれたい−
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バイト中
夏実と内緒話したり、かと言って店長と目があってドキッとしたら。
忙しなかった。
夏実『店長と目があうとさ。なんかキュンてする
』
アタシ『そぉ?アタシはサボッてるって思われてんのかと思って胃がきゅーってなるよ。』
夏実『(笑)店長何考えてんだかわかんないよね。』
アタシ『男が考えてるのはただ1つ(笑)』
夏実『キャー
抱かれたい
』
店長『夏実うるさい、さっきから仕事しろ
』
夏実『ハーイ
』
店長『愛希、月末休みたいんだろ?事務所来て』
アタシ『ハイー。』
事務所に入りシフト表を見る。
店長『愛希、今日送るから
』
アタシ『アリガト。』
店長『渡したいもんあるんだ。』
アタシ『何
』
店長『まだ秘密
』
アタシ『意地悪ー
』
チュッ…
誰か来るかもしれないのにキスをされた。
アタシ『英士…誰か来たら大変だから
』
英士『大丈夫(笑)チュッ…』
首の裏に手を添えて引き寄せられた。
チュッ、チュル…
アタシ『英士終わり、濡れちゃう
』
英士『可愛い
あとでね。』
ドアを出る前に、後ろから軽く抱きしめられた。
日曜日と祝日どちらも休みにしておいた。
アタシ
:
日曜日も祝日もとりあえず休みにしといたよん
ケンジ
:
おぉ。もしかしたら3泊くらい出来るかもよ?
アタシ
:
早く会いたいねえ
バイトに戻る。
夏実『彼氏こっち来るの?』
アタシ『そぉ
久しぶりに会うんだ』
夏実『楽しみだね
』
アタシ『まあ春から同棲だしね
』
営業が終わる。
夏実とアタシを送る。
夏実はやっぱりテンション高い。
夏実『店長さあ。不倫とかしないの?』
店長『した事はあるけど、修羅場だったからもうしない(笑)』
夏実『えーっ、夏実なら大丈夫だよ
』
店長『夏実とはずっと仲良くしてたいしやめとくよ
』
夏実『真面目なんだからあ
』
店長『そーか?(笑)じゃ、気をつけてね、また次』
夏実はまた店長の頬にキスをしてダッシュで帰った。
英士『愛希
』
アタシ『ハイ。』
英士『送るのやめようかな。』
アタシ『好きにしたらあ?(笑)』
英士『冷たいー。』
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