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5章:−抱かれていれば− (2/25)


ケンジがいなければ時間が、心がぽっかり穴があいたような気がする。

何かしていなければ。
専門にはもう願書を出していてあとは試験を待つのみ。


暇を持て余していたのでバイトをする事にした。



とあるレストラン
衣装も可愛くて、男女問わずお洒落な店員ばかりいて気になっていたお店。


面接官は雰囲気がまろやかで俳優さんみたいに格好良い人、店長の柏木さん。




柏木『ではいつから来れますか?


いちいち笑顔が眩しい。
白い歯に薄い唇、細身だけど男らしくてイタリアンな感じがする人だった。



アタシ『明日からでも…』


柏木『それでは明日6時〜よろしくお願いします。』




なんだかウキウキした。
バイトはした事あったけど、短期だったし。



アタシ
バイトする事にしたあ


サユミ
ケンジ心配しちゃうんじゃなーい?


アタシ
そうでもないみたい


サユミ
信頼しあってるんだねえ。いつから?


アタシ
明日からにした。どうせ暇だし卒業したあとまでお小遣い貰うつもりないからさ。貯金しないと。
まあバイトしたらお小遣い貰わないけどね。


サユミ
だよねえ。まあでも今はすねかじらせてもらうわあ、アタシは(笑)





次の日
学校から急いでバイト先に向かった。15分前にはついた。
事務所に行くと店長の柏木さんが事務作業していた。



柏木『おはよう。これに着替えたらまた来て。隣が更衣室だから。休憩もそこでね。』


着替えた。
黒いシャツに黒いパンツ、黒いエプロンで黒づくし。

髪をまとめて事務所に入る。



柏木『似合うねえ。はいこれ、名札まずは簡単にMENUを覚えてもらって、ホールに入る時は手を消毒して。消毒は1日に何回もする事になるから手荒れしちゃう人もいるみたいよ。』


言葉遣いがやけにやさしかった。




ホールに一緒に出ると、staffはアタシを抜いて5人、他に調理場にいる。
この時間帯から結構入って来るらしい。

女の子のバイトは全部で3人、あとは男の子がほとんどらしい。


今日は1人いた。
夏実って名前で20歳
モデルみたいに綺麗な子だったし、感じの良い子だった。
背は175cmはあるだろう。

ちなみに店長はもう少し高いくらい。アタシからしたらみんな背が高い人だけど。一般的にはアタシはちびではない。





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