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4章:前日 (1/32)

4章:前日

「もしもし恵ちゃん?」

「は・・・はい」

突然携帯が鳴ったのは、部屋の中でお昼のワイドショーを見ながらウトウトし始めた時だった。

和也かケーサツかどっちかかな。

ボーッとした頭でも無意識に着信ボタンを押してた。

でも、電話の向こうからは聞き覚えのない声。

誰?

「俺、ショーだけど、分かる?」

ショー・・・嫌な奴を思い出す・・・。

でも声が違うし誰だっけ・・・。

「うわ〜憶えてないんだ〜!花火、一緒に行ったじゃん!翔平って言えば分かる?」

「ああ!」

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性犯罪の容疑者になったアタシ…@ ©著者:

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