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4章:レンとハヤト
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ハヤトのへアセットを終え、私はハヤトに連れられオープンから店入りした。
この頃、既に毎日のように店にいた私だったが、この日だけはあの大音量のBGMも内勤の煩いくらいのお出迎え挨拶も、一切聞こえていなかった。
ハヤトの大きな背中に、ただひたすら必死についていき、やっとのことで席まで着いた。
いつもの卓。
私とハヤトの、そしてレンとえりなのいつもの卓。
ハヤトは、締日の話をつめたいから、ヘルプはいらないと内勤に伝えた。
おかげでVIPルームにハヤトと2人になれた。
静かな空間で、私とハヤトはまた、暫く黙った。
ふと、店内を見渡してみると今日はレンが居ないようだった。
いや、毎日同伴だからまだ来てないだけなのかな、そうも思った。
『ハヤト!ハヤト!レンが居ないみたいだよ、休み?』
私は少し興奮した口調で言った。
ハヤトは無言で席をたち、キャッシャーへ確認しに行った。
同伴予定はないらしい。
無欠?
遅刻?
色々、頭をよぎったが…
私達は一瞬で鳥肌がたち、寒気を覚え、ハヤトと私は一言も言葉を交わさずに、店を飛び出しタクシーに乗っていた。
えりなの携帯は電源が落ちていた…。
タクシーの中では不安と恐怖とが入り交じっていた筈なのに、ハヤトが隣に居ると言うだけで不思議なまでに冷静な自分が異常に怖かった。
ハヤトは強い。
そして頼りになる。
レンとは違う。
ホストでも、レンとは違う。
そう、思いたかった。
ハヤトとレン、同じホストとひとくくりにするには、ハヤトに失礼だった。
私には、この時ハヤトはホストに見えなかった。
見れなかった。
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