20章:いじめ (2/6)

おはようございます、ゆりあです。

わたしには７歳年の離れた妹がいます。

現役女子高生。ＪＫ。

わたしたち姉妹は仲が良く、またわたしも妹が大好きです。

周りからはシスコンとか言われるけれど、そんなの気にしない(はぁと)

だって、わたしが実家に帰ると必ず『おねえちゃん一緒におふろ入ろ？』とか『一緒に寝よ？』とか言ってくれるんですよ！？

これはもうたまらない。

高校生はお金がないし、そっと福沢諭吉のお札を渡すと『いらないよー』と健気。

更には『じゃあこのお金で一緒にごはん食べに行こう！』との愛らしすぎる提案。

もうね、何だか『お姉ちゃん風俗嬢でごめんね』って気分になる。

妹にはアパレル店員と称しているので、たまに『これ付けて仕事頑張って！』なんてイチゴの飾りがついたピンをくれるのだが、こういう時ほど泣きたくなる時はない。

もう、青酸カリとかイッキ飲みしたくなる。

それで、体は子供だけど頭脳は大人な名探偵に『こ…これは青酸カリ…！』とか言われてみたい。