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11章:お店
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そういえば、前にゆうすけというホストのお客様に営業をかけられた後のお話でもひとつ(【淡い恋心】参照)。
しばらく経って、わたしは風俗友人を引き連れ、彼のお店へと向かった。
そこは当たり前だけど普通にホストクラブで、きらびやかなスーツを華麗に着こなすゆうすけの姿もあった。
初回来店の旨を内勤に伝え、卓に案内される。
すぐにゆうすけがつけられ、感動の再会。
『ゆりあちゃん!来てくれたんだ!』
『うん、このあいだ来てくれたお礼にね』
『そっか、ありがとう!楽しんでってな!』
ホストクラブなんて久しぶりに来たなーとか思いつつ友人を見ると、何故かゆうすけが彼女の隣にいた。
『あたしゆうすけ指名するから飲み直すわぁ。あんたも飲み直しするしょ?』
と言いのける友人。
ニヤニヤ笑ってわたしを見つめるゆうすけ。
まぁ、指名したいと思える人もいなかったし、わたしはそのまま初回延長。
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風俗嬢の駄文 ©著者:ゆりあ
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