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8章:02:50
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とある日とある事情により、制服を着ることが出来ず、ひとり私服イベントで出勤したわたし。
似合わないからといつもは着ない花柄のワンピースに黒のタイツという、何とも自己満足に女らしい格好でお客様をご案内。
しかし、ワンピースを脱がされて、お客様からの痛烈な一言。
『その黒いタイツだけってさ、何か江頭02:50みたいだね』
いやいやいやいやいや
江頭はわたし大好きだけどさ、初対面の女の子に流石にそれはなくない?
わたしはちょっとした苛立ちを覚えつつも、タイツの中に握りこぶしを入れ、それを前に突き出しながらこう言ってやりました。
『ドーン!!!!!!』
お客様、勿論ドーン引き。
わたしも自分にドーン引き。
あぁ、時間を戻せるなら今すぐ5秒前からやり直したい。
時の流れに身をまかせ、なんて大御所歌手が言うようなそんな高等な技術、生憎わたしは持ち合わせていない。
もう、後戻りは出来ない。
出来やしない。
行くしかないんだ。
迷わず行くんだ…行けばわかるんだ…!
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風俗嬢の駄文 ©著者:ゆりあ
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