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4章:夢なら醒めないで。 (8/8)


「会いたかった。」

「…あたしもだよ。」

「でも会うの怖かった。」

「どうして?」

「ホストの時に言った言葉は、どれも信用してもらえないと思った。」

「うん、信じられなかった。」

「本当に思ってることでも、言ったそばから嘘みたく聞こえちゃいそうで、好きってちゃんと伝えられなかった。」

「うん。」

「それに待ってなんて図々しいことも言えなかった。ちゃんときっぱりホスト辞めて、昼職するまで連絡しないって決めた。」

「…そうだったんだ。」

「でも今は堂々と手をつないで歩けるし、大好きだって胸を張って言えるよ。」

「…ありがとう。信じてるよ。」



幸せを噛みしめながら、君の胸の中で眠りについた。

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最後の恋。 ©著者:miu

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