5章:優越感 (2/5)

龍治はあれからりかと付き合ってる。

まあそうなることは何となく想像ついてた。

龍治とはたまに連絡をとっていた。

ある日、龍治から電話がかかってくる。

龍治『何しとんの？！』

私『何もしてない。』

龍治『迎えに行くわ。』

龍治が迎えに来て、龍治の家に行く。

私『何か懐かしい。』

私はもう未練はない。

なりゆきでヤッた。

龍治『華恋、ヨリ戻さん？』

私『りかは？』

龍治『お前と戻るなら、別れるよ。りかは、お前より性格が悪いかもな。』

正直、少し迷った。

私『考えとく。』

答えを出さずに帰った。

でも、もう辛い思いはしたくなかった。

りかは何も知らずにノロけている。

この2人は勝手にすれば良いと思った。龍治とはヨリを戻さなかった。

同じ高校のゆみが、泊まりに来ているとき、先輩グループの雄太から電話がかかってきた。

雄太『今日、俺の先輩と一緒におるだけど、誰か女の子誘って遊べん？』

私『探すわ。』