よ 非
退
り 現
屈
刺 実
な
激 な
現
的 日
実
な 常
よ
非
り
現
実
を
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一章[自由束縛]
いつ乗ったのだろうか?
よくよく考えれば思い出せ無い
いや、思い出す事を拒絶しているのか
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二章[彼女だけ視えるアカイ世界]
回る、回る、螺旋の更に渦
隔離された異常な、私
ただ、此処に在るだけ
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三章[ライフ・スリード]
ああ、A氏も蒼い女性も私にとっては白昼夢のような非現実だ
私は見て知って墓場まで持っていくだけの凡人でしかない
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四章[その、猫のように自由な彼女は]
「貴方も気を付けなさい。私に惚れたら確実に死ぬんだから」