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Jude(ユダ)
さん
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セルさん
2015年07月31日
気づくのが遅くなりまして、今頃になってしまい、申し訳けありませんm(_ _)m
レビューありがとうございます!
一番の理解者、そう言われた時、本当にそうなのか?と何度も自分に問い掛け、戸惑いました。
引き籠もりとなってしまっていた薫は、一見すると親離れの出来てない幼稚性と見受けられてしまっていた様です。
確かに、一般男子とは少し違い、言葉遣い、物腰も、女の子っぽい感じでした。
でも、彼はしっかりと自分を持っていて、誰が何を言おうがそれを崩す事はありませんでした。
話の中では書き切れなかったのですが、当時は本当に色々な新興宗教がありまして『鰯の頭も信じれば神』と迄言われてました。
バブル期で、世の中にお金がいっぱい有った時代。どんな事でもお金で解決しようとしていた時代です。
薫の両親は結局、あの宗教団体から足を洗う事は無かったみたいです。
大鳥居、あまりにも巨大で、今にして思えば怖いです。
でも、それを目の当たりにしていた時は、恐怖心が超越し、キャパがいっぱいで、何の感情も生じませんでした。
後に、都内の少々有名な霊媒師をお訪ねし、その事をお話させて頂いたのですが、やはり、入ってしまったらいけなかった様です。
結局、私も純も、薫側に居たので、そうした立場を排除しようとする力が働いた、と言われました。
薫が亡くなった事は、正に青天の霹靂、そんな事になろうとは全く予想できませんでした。
本当に死を覚悟した人は、誰にも知らせない、身を以て体験しました。
自分の稼ぎで食べるご飯は美味しい、そう言ってたんです。
薫はこれからなんだ、と私達は確信してました。
私は暫くの期間、薫の事で泣く事ができませんでした。
振り返って思い出を語る事もできませんでした。
ただ漠然と、そんな子も居たんだって、思い出だけだったんです。
今でも彼の夢を見る事が時々あります。
それが夢なのか、夢では無く私の意識が彼の居る世界に飛んで居るのか、判断できない位、リアルな夢です。
今書いてるSkylineも、ある意味同じ様な思い出です。
おかしな体質を持った者同士『類は友を呼ぶ』とはきっとこんな事なんだろうな、と思います。
今回、レビュー頂いた事に気づかず、今となってしまいまして、本当に失礼しました。
これからも、ご指導、ご指摘等頂けたら、嬉しいです。
小説リンク
君の星
救えなかった命がありました。気付けなかったから………
完結
237ページ
ノンフィクション
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