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ballyさん

第一話 妖怪カエル女

先日、沖縄県の昔からの遊郭街で辻というソープ街のとあるスナックに連れていかれた。

そこには、沖縄のヤクザの九龍会?の偉そうなおっさんたち。なぜか沖縄県警のお偉いさん。久々にやべー雰囲気やな(汗)と感じた。肉体労働者が詰めらていたりとか。恐らく自分が一人では絶対行かない店だったけど、店の装飾品は50年前にタイムスリップしたような懐かしい店だった。なんせ当時の映画「ローマの休日」の宣伝用ポスターや、有名人(よしながさゆりさんだった気が。。)のサインとか。オーナーさんのセンスの良さが感じられる店で、一見さんお断りの店だ。



そこの常連客で一番気になっていたのが、中国、福建出身の辻のソープ店を5店経営する女の経営者だった。

そいつは、根っからの金の亡者。

うっとしいから、自分の身に着けていた時計をテーブルの上に置いたら視線が時計に、、、。

本当に金になるものは逃さないタイプの女。

そこで身体を奉仕する女が可哀想にも思えた。

そこのてびち(豚足の煮込み料理のことです。)は出汁も絶妙で美味しくてオリオン瓶ビールに合う味付けで感心していたが、あまりにもそのカエル女がうざいのでマスターに[俺、中国嫌いだから、この100元札チップであげるよ。]と言った。が、もちろん中国出身の女だと知ってるオーナーは苦笑いで、むしろ笑顔が引きつり困惑した様子でこの場を借りてお詫び申したいくらいだ。(まあ見てないとおもいますが。。陳謝。)

そのガマガエル女はおれを、睨みつけていたが男が連れて帰った。


その時。なぜ?中華圏でカエルの置物が銭を咥えるものがおおいのかという理由がわかった。

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