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七斗さん

あゆさん。レビュー御礼とご質問へのお答えです。

あゆさん。

レビュー、ありがとうございます。深く読んでくださって感謝致します。

ご質問なのですが、“会話の妙”と取って戴けると幸いです。

確かに疑問の文には、あゆさんのおっしゃるとおり、設問の語句を取り入れるのが正です。

しかし、会話は少々機微があり、今回、

「どうしてフランス語なの?」

(“どうして”は、形式的な語感があり、“なんで”、より深く説明して欲しい、答えをもぎ取りたい。という意図を含みます)
に対して、

「どうしても」

と答えると、「どうしても」に深い意思が入り、「訳を聞かせて?」と問いたくなり、堂々巡りになる。

塁は、会話を切りたかったのです。

「なんでも!」と答えられると、(ああ、言いたくないのか)と相手は思うでしょう。

後ろめたい時や、気持ちをごまかす時にも、このような会話にならないでしょうか。例えば、遊びに行く夫が、妻に問われた場合、

例文
「何時に帰ってくるの?」
「分からん」
「どうして?」
「なんでも!」

会話を切りたい意思の、“言い切り”。

もう一つ。このやりとりは、健太と沙也加の会話でも使いました。そこにオーバーラップさせたかった意図もあります。「逃亡犯」前編です。出会いサイトに登録した意図を、健太が沙也加に聞く。

ーーーーーー
健太「なんでギラギラが欲しかった……?」

沙也加「なんでも」

ここで健太は、幼ない日の母とのやりとりを思い出します。

※※※
「ねぇ、お休みの日なのにお出かけしないで! お母さん。どうしてもお出かけしちゃうの?」
「うん」
「どうして? どうしてお出かけしちゃうの?」
「なんでも」
※※※

健太「沙也加、その『なんでも』って言うの止めてくんねぇ?」

沙也加「どうして?」

健太「その言葉はなーー後ろめたい時に口を突いて出る言葉だからだ」

沙也加は少し驚いた顔をして俺を見た。出会い系なんかで知り合えば、お互い必ずどこかに嘘を持っている。
ーーーーー

本来の意味は、
「なんで」はくだけた言い方で近しい間柄に使い、
「どうして」は少し改まった問いかけで、目上の人にも使えます。


感情が、感覚的に、そのまま言葉での表現になったと、捉えて戴けるとありがたいです。これは、七斗のわがままな表現方法です。

励みになりました。またのお声掛けを楽しみにしています。

御礼まで。 七斗。

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