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七斗さん

レビュー御礼。黒蝶少年さん。

レビューありがとうございますm(_ _)m
④は愉しんで綴りたいと思っています。

松本清張氏なのですが、こういう短編が有りました。かいつまんであらすじを。

明治生れである、彼の発表されている経歴通り、両親は大八車を転がし露天で生計を立てており極貧であったようです。

尋常小学校では秀逸な成績を納め、担任が「ぜひ中学に進学しなさい」と勧めてくれた。

清張は「家が貧しいので無理です」と答えると「私がご両親を説得します」と家庭訪問に来た。
しかし、近くの製紙会社から出る廃液の臭気が漂う、家の半分以上が土間のその暮らしを目の当たりにして先生は無言で立ち去った。

またある小作品には、小学校を卒業して電気会社の“給仕”(雑用係りでしょうか?)に就職する。
社員達の昼ご飯の出前を蕎麦屋に頼むのも仕事で、出前持ちが同じ歳くらい。

「出前持ちより給仕の自分の方がマシだ」と常々思っていたら、ある日、注文の品を間違えた間違えないで、小さないさかいとなり

「給仕のお前よりましだ」と言われて、己の砂粒のような優越感と出自を噛み締めた。

そして、何か短編の後書きに、「孫には胸を張っていうし、経歴書には胸を張って“最終学歴・小学校”と書く」と。

後に朝日新聞社に入社し、大卒がさっさと出世して行く様も写実的に綴っておられました。

石版印刷の見習もし、この経験が
「鬼畜」に活かされたのでしょう。

生い立ちを題材の短編は数多くあり、心に響きました。しかしそれを下地に学歴が無ければ……と、並々ならぬ努力をされた畏敬の作家で、七斗は大好きです。

山本周五郎氏の優しくポジティブな作風も大好きで、fortune cookieはその影響ですね。

「黒い画集」ではなんといっても“坂道の家”です。②の最後、美希の蒼白たる心理を著すカタカナでの台詞は、“坂道の家”で、薄幸の女犯が警察で供述する表現方法を、習ってみました。

書籍評論家に作品を評される苛立ちを書いた短編もあり、そのようなの悩みとは天と地の差はあれども、尽きる事は無に等しいのかもしれません。

ありがとうございました。

七斗

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