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5章:お弁当 (1/3)

5章:お弁当

私はパチ屋でよくバイトの子達にお弁当を作った。


男の子でも女の子でも作ってと言われたら作ってた。


もともと料理が好きで、家でも作るし、自分のお弁当を作った時おかずが余るからって竜也に作ってあげたのがきっかけだった。


私はお弁当を作るのが楽しくて、本を買ってキャラ弁を作ったりした。


篤は会社でお弁当が出るから私のお弁当は必要なくてつまらなかったから、パチ屋のみんなにお弁当を作るのは私の楽しみだった。



ある日相原主任に言われた。


相原「俺にもお弁当作ってよ〜俺、アンパンマンがいい!」


私「奥さんに作ってもらえばいいじゃないですか」

相原「うちの嫁料理あんまりしないんだよね、共働きだし…てゆうか嫁の方が稼ぎいいし」



余計な事まで聞いてもないのに喋る相原。



私「ふーん…そうなんですか。だからいつも買ったもの食べてるんですね…いいですよ、明日お弁当作ってきます。」


相原「わーい♪ありがとー」



相原主任って子供みたい。笑うとたれ目が可愛い。だいたいアンパンマンって…


私「そういえば、歓迎会の話、みんなにも今都合聞いてるんですけど相原主任にも連絡とれないと不便なんでアドレス聞いてもいいですか?」


相原「いいよ〜アドレス交換しよ、赤外線するね!」


私は相原とアドレスを赤外線送受信して交換した。


相原主任、プロフィールに住所とか誕生日まで入ってるし……笑


私「じゃあ決まったら連絡しますね!」


相原「お願いね、幹事さん」
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彼氏、不倫彼氏、私 ©著者:さくら

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