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1章:その1
夏の土曜日は
紫色の夜明けが見たくて、僕は毎週のように単車で走ってた。
いわゆる“暴走族”ってやつだ。
ある日の夜
僕が単車を整備していると、彼女が寂しそうに言った。
「ねぇお盆休みも友達と走りにいくの?」
僕は、軍手を外しタバコに火をつけて言った。
「天気次第だな…」
彼女は、飲みかけの缶コーヒーを置いたまま部屋に戻って行った。
走るのが好きな僕は、
普段から単車優先な生活だった。
彼女が家に来ててもお構い無しに走り回ってた。
でも、今年の夏は違う。
お盆休みにミュージカル「キャッツ」を見に行こうと計画していた。
もうチケットも二枚、購入済みだった。
今年は台風がよく来る年だった。
8月に入ると雨ばかりで、現場仕事の僕は毎日のようにびしょ濡れになっていた。
おかげで、僕は風邪をひいてしまった。
この風邪こそが
僕の人生を変えた、悪夢の始まりだった。
そして、
三日間のお盆休みに入った。
お盆休み一日目
僕は早く風邪を治したくて、単車で病院へ向かうことにした。
「ちょっと調子悪いから、病院行ってくるよ。明後日デートしような」と彼女に電話を入れた。
彼女は嬉しいそうだった。
単車に股がると、
僕は体調の異変に気づいた。
握力が入らない。
「あれ、おかしいな…」
この時は、
それぐらいにしか思わなかった。
結局
タクシーで病院に行き、診察をうけ点滴をしてもらい帰ってきました。
その日の夕方
彼女がお見舞いに来てくれた。
「大丈夫?」
「大丈夫な訳ないわ」
僕はベッドから出れないくらい疲れてた。
彼女は夜まで僕の看病をしてくれました。
「また明日も来るから」と言って帰っていきました。
僕は、そんな彼女の気持ちが嬉しくも、申し訳ない気持ちもありました。
なぜなら、二週間前に浮気をしたバチが当たったのかなと。
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白の天井へ思ふ ©著者:ka-two
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