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11章:お水の世界… (1/1)

11章:お水の世界…


お水の世界はこわい…
私はお酒が飲めない。
毎日ママに怒られてる。
もう辞めたかった。

そんなある晩…
一人のお客の席につく。
気難しそうで何も話しをしない。お酒の作り方に文句を言われて座る姿勢など全てに文句を言われる。
さすがにママも呆れはて私を席から外す。

私は乾杯して席を離れようとした時客が私のグラスにロックでいっぱいにお酒を注いだ。
客の嫌がらせだと思いムカついたのと悔しさで私は一気に飲み干して笑顔で席を離れた。

その後すぐに指名がはいった。私がお水に入って初めての指名だった。

どうやら私の行動をためしたらしい。

今ではこの客が私のエースになっている。
一番古く一番お金を使ってくれる今でも大切な客。

夜の世界は何が起こるかわからないこわい世界だった。辞めたいが給料として入ってくるお金は昼間では稼げないお金。
ここが私のいる世界だと思った頃にはナンバー1になっていた。

仕事を始めた頃髪のセットも化粧の仕方もわからないフラフラ酔いながら歩いてると一人の女の人が話しかけてきた。美容室の前だった。女の人は私に明日美容室にきなさい。それだけ言って女の人は美容室に入っていった。

次の日私は美容室に行ってみた。昨日の女の人がいて笑顔で髪をセットしてくれた。お金はあなたが売れてからでいいから。
水商売は自分にお金をかけないとお客様もあなたにお金をつかってくれないわよ。毎日でもいいから出勤前に寄りなさい。何か食べてから出勤しないとと言って食事まで用意してくれた。
その時の私の所持金千円。とてもありがたかった。
家に帰って泣く場所もない私は涙がとまらなくてお呂で泣いた。

ナンバー1になった私は今でもその美容室に行き店の下の子を大切にしている。苦しい時を経験している私は夜の世界だからこそ人と人の繋がりを大切にする。暖かい家族のような関係を持つようにした。

裏切っていく子もいたけどついてきてくれる子もいる自然と私は夜の世界でトップにたつようになる。

でも仲間はいても大阪の彼の事で私は寂しかった。

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1人の女として。 ©著者:

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