こんな生活が３ヶ月くらい続いたある日友達から今すぐに会いたいとの連絡。
私はすぐに友達の家に行った。玄関からでてきた友達は、げっそり痩せていて疲れきっている。
口にはださなかったがホストの事で疲れきって何か私に相談したいのだと、すぐにわかった。でも私はあえて何も聞かず世間話しをしていた。
友達が真剣な顔をして。

私三百万…借金しちゃった目に涙をためて一言。

友達は借金してホストに通っていたのだ。
親に内緒で家を抵当に入れてあと5百万借りる契約してあるの。

明日借りれるから一緒に店に行ってくれない？

友達は大手の有名な企業で地位の高い役職。
お給料は普通のサラリーマンの何倍も貰っているのに借金するなんて。

でも私の言う事よりホストを信じてしまっている。

そのホストの生活を助けているようだった。
スーツ
食費
他の客のプレゼント代
アフター代
携帯料金

友達の為にホストを辞める事を条件で。
タワーをやる約束をしたみたいだった。

騙されてないの？
本当にホスト辞めるの？

何を言っても無駄だった。
私には止める事が出来なくて、次の日の朝一緒に店に行く事になった。