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3章:外国人 (1/4)

3章:外国人

最近色々な外国人がこの町に増えた。

特に東南アジア系…

『あの人達と目を合わせると妊娠しちゃうらしいよ?』

美里が冗談まじりに蘭に言った。

確かに気をつけなくちゃ。
蘭は100均でホイッスルを買ってバックに付けた。

(首にかけるのも、なんだよね…なんかあった時はここからひもを引っ張ってふくと)

ピーーーーッ

大きな音が響いた。

(よしよし!)

満足だ。

100円で身の安全が確保できたのだから。


(なんか喉が乾いて仕方ない…ジュースあったかな…)

冷蔵庫を開けると飲み物は牛乳しかない。

(なんだよ。炭酸系買っておけよ。まったくうちの親は使えないよ。)

と蘭は小銭を適当に掴んで外に出た。

夜の10時過ぎだ。
辺りは真っ暗だけど販売機までは2分くらいだ。

小走りに販売機まで行くとコインを入れて、何種類かの缶ジュースを買った。

ふと、人の気配を感じた。

振り返ると、外国人の男が後ろに立っている。

蘭の顔を見て、ニコッと笑った。

目はギラキラして大きく、ほりが深く、肌の色は浅黒い。

(やっばー。目、合っちゃったよ…。しかも笑顔だよ?妊娠する前に帰ろ帰ろ)

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愛なんてないのに・・・ ©著者:蘭

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